うさぎさんの楽しいゲームライフ

主にマジック・ザ・ギャザリングについてですが、ボドゲや雑記についても書いてます。

MTG四方山話:統率者でデッキを作る時に気をつけること

統率者はルールさえ守っていれば、基本的にはどんなデッキを作ってもOKだ。(=゚ω゚)ノ

ガチガチに勝利をもぎ取りに行くデッキでもいいし、スリヴァーや猫のような1つのクリーチャー種族に絞ったデッキを作ってもいい。(=゚ω゚)ノ

もちろん飛行や先制攻撃などの能力に拘ったデッキでもいいし、コンボを使って一撃必殺を狙ってもいい。(=゚ω゚)ノ

それこそ好きなカードだけを入れた思い出バインダーデッキでもいい。( *`ω´)

もちろんどんなデッキを作っても良いのだが、特に初心者の方にはいくつかアドバイス……というより推奨したいことがありますので今回はそれを書いていきますね。( ´ ▽ ` )


推奨その1:参加者全員のデッキレベルをあわせよう!(=゚ω゚)ノ


基本的に統率者などのカジュアルフォーマットは親しい友人と遊ぶ事が多いので、気にしなくてもよい場合が多いのですが、統率者はMTG史上のお歴々のカードが全て使えてしまうので、デッキの強さも千差万別です。(;^ω^)

とにかく強いカードをてんこ盛りにしたデッキと趣味全開のファンデッキとではパワーに圧倒的な差が生まれてしまいます。(;^ω^)

カジュアルにわいわいエンジョイしたい場合は、あまりにパワーレベルに差がありすぎてしまうとお互いに楽しむ事が出来ない可能性があります。(;^ω^)

なのでゲームを始める前にお互いにデッキの強さについて認識を合わせておくことを強くお勧めします。(;^ω^)

 

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https://mtg-jp.com/gameplay/format/commander.html

 

公式サイトに目安の表と記事があったの添付しておきます。ぜひ参考にしてみてください。(=゚ω゚)ノ

 

推奨その2:土地やマナ基盤カードは全体の40%くらいにしよう!(=゚ω゚)ノ


マナフラッドやマナスクリューはMTGにおいて避けたい事象の1つですよね。(;^ω^)

統率者でもそれは同じで、土地やマナの出せるカードを一定枚数入れておかないと、何もできずにディスカードしてターンを終える……なんて事が頻発してしまいます。(;^ω^)

特に始めたばかりの人がやりがちなですが、デッキに入れたいカードが見つかったとき、自分のデッキから何かカードを抜かなければならないのですが、何を抜いたら良いかわからず、しぶしぶ土地カードを1枚抜いてしまう……なんて事をしてしまいます。(;^ω^)

それでバランスが取れれば良いのですが、そうでない場合は殆どと言っていいほどマナスクリューが起こってしまいます。(;^ω^)

 

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考えてみてください。森を引ければ、手札にある「ラノワールのエルフ」を出せて、他の呪文を唱える事ができるのに!!!(;゚Д゚)

……でも肝心の森を引かない!( ;∀;)

そういう事態を極力避けるためにもマナ基盤はしっかりと見直したほうがよいですよね。(=゚ω゚)ノ

 

推奨その3:妨害呪文や防御呪文は入れておこう!(=゚ω゚)ノ


どのようなデッキにも弱点はあります。例えば猫種族をテーマとしたデッキを作ったとしましょう。(=゚ω゚)ノ

 

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クリーチャーデッキ故、どうしても神の怒りのような全体除去呪文やエリシュ・ノーンのような全体弱体化カードとは相性が良くないですよね。(;´Д`)

ここで自分のデッキには明らかに通したらまずいカードが存在すると言うことを認識できますよね。(*'ω'*)

なので、デッキには複数枚それらを防ぐ事のできるカードを搭載する事が大切になります。( ´-ω-)σ

例えば全体除去には打ち消し呪文だったり、墓地から復活出来るリアニメート呪文だったり、一時的でも破壊不能やそれに近い能力を付与できるカードを入れるなどですね。( ´-ω-)σ

 

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そしてもう1つ大切なのは相手への妨害呪文も何枚か入れておくことです。(=゚ω゚)ノ

特に始めたばかりの頃はそういう傾向が強いのですが、自分のやりたいことに特化するあまり、対戦相手を妨害する手段が殆どないようなデッキを作ってしまいがちです。(;^ω^)

自分が考えているように相手も同じようにスムーズにデッキを展開する手段を考えているものです。(;^ω^)

なので、相手への妨害手段も併せて入れておきましょう。

 

推奨その4:リセット呪文を少しは入れておこう!(=゚ω゚)ノ


ゲームが進んでいくと、ときおり参加者全員がニッチもサッチもいかない状況に陥ることがあります。(;´Д`)

戦場全体が硬直して、お互いにアクションがとれない状況になることですね。( ´-ω-)σ

例えば、自分も他の対戦相手もクリーチャーデッキで、皆の戦場に大量のクリーチャーがズラッと並んでいる状態を想像してください。(;´Д`)

 

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こんな時は、例え自分のデッキとは相性が悪いと分かっていても神の怒りやネビニラルの円盤を入れておくとその後の展開が楽になります。(=゚ω゚)ノ

ある程度自分の手札が充実してきて、戦場を更地にしても立て直せる算段が整い次第、場を一掃すると、その後のゲームがぐっと楽になりますよ。(*'ω'*)

 

推奨その5:一撃必殺コンボを1~2こは用意しておこう!(=゚ω゚)ノ


これは特に攻撃的で前トガリのデッキではない人にお勧め。(=゚ω゚)ノ

例えば、クリーチャーが主体のデッキを他の3人が使用しており、自分は全体除去を大量に投入したコントロールデッキを使っていたと仮定しましょう。( ´-ω-)σ

ゲーム中に4~5回も全体除去を打たれてしまえば、大抵のデッキは直ぐに立て直す事は難しくなります。(;´Д`)

そうなると他の3人は敗色が濃厚になるわけですが、ここで問題になるのが、「コントロールデッキを使っている」本人に「勝ち筋となるカードが殆どない場合」は地獄になります。(´;ω;`)

皆、戦場には何も無く、起死回生のカードも既に無く、相手が自分のライフを削り切るのをひたすら待つだけ。

1対1なら投了できるが、多人数戦ではそれも難しい。(;´Д`)

自分が居なくなることにより、他の人が勝てる可能性を完全に潰してしまう事だって考えられるのですから。(´;ω;`)

しかし、3人はほぼ負けが確定しているのに、トドメを刺してもらえないから生き地獄の状態が延々と続いてしまうのです。(´;ω;`)

50~60分で終わるような勝負もそれが原因で2~3時間掛かってしまうこともあるので、ロックデッキと呼ばれるような、相手に何もさせないデッキを使う時は特に注意が必要になります。(;´Д`)

それ以外にも単純に戦場が硬直したり、4人全員がロックデッキやコントロールデッキだったり、4人全員がファンデッキで勝ち筋が細いデッキだったりと、ゲームが長引いてしまう条件は色々とあります。(;´Д`)

こうなってくると皆がゲームを進めること自体が苦痛になってくるので、負けてもいいので、とにかくゲームを終わらせたいと考えはじめます。(;´Д`)

相手が苦しまないためにも介錯は大切なのです。(;^ω^)

そこで重要になるのが、一撃必殺カードです。( *`ω´)

まぁ難しく考える必要はありません。要は「このカードが引けたらワンチャン勝てる!!」といったカードをデッキに忍ばせておくだけです。(=゚ω゚)ノ

統率者は確かに同じカードは1枚しか使えない制限はあるものの、MTG史上の歴々の強カードが使えますので、探せば必ず、丁度良いものが見つかるはずです。( ´-ω-)σ

例えばウサギさんが使用しているカードはこの2枚

 

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寺院の鐘と精神力

寺院の鐘はタップ機動で敵味方全員がカードを1枚引けるカードです。( ´-ω-)σ

このカードは自分以外もカードを引かせてしまうデメリットのおかげで、対戦相手から壊され辛いというメリットがあります。なので以外と後半まで壊されずに戦場に残っていることがあります。(=゚ω゚)ノ

これがある状態で精神力をだすと……?あら不思議。( *`ω´)

引いたカードを捨てて寺院の鐘がアンタップ、もう1回カードをみんな引いて……以下繰り返し。( ´ ▽ ` )

自身のライブラリー残り枚数を気にしておく必要はあるものの、この2枚だけで他の3人があっという間にライブラリーアウトしてしまいますね。(=゚ω゚)ノ

 

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フェリダーの君主、毅然たる大天使、英雄の導師、アジャニ

これらのように条件を満たすことで、一瞬で勝つことも不可能ではありません。( *`ω´)

フェリダーの君主は40点以上ライフがあれば一人勝ちができるカードです。(=゚ω゚)ノ

もちろん、ゲームがある程度進んでいれば40点あったライフも目減りしますので、これ単体では驚異になることはほぼありません。

しかし、ライフを初期値まで戻したり、一気に100点のライフを得る手段があればどうでしょう?( *`ω´)

そう。意外と一撃必殺出来るコンボは色を問わずあるものなんです。( ´-ω-)σ

 

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いや~そんな都合の良いカードはうちの使ってるデッキにはないし、スペースがないよ~って方もご安心を。( ´ ▽ ` )

無理にコンボカードを探す必要もありません。要は確実にゲームを終わらせるカードであればいいのです。

 

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連続突撃、最後の賭け、踏み荒らし……等々。( ´ ▽ ` )

 

攻撃的なデッキはそれだけで十分強いので必要無いかもしれませんが、これらのカードを採用することで、擬似的にでも追加ターンを得れば更に勝つチャンスが増えます。(=゚ω゚)ノ

 

まぁコンボ云々よりも、みんなが健全に遊ぶ事のできる状態がなにより一番重要なので、それに拘る必要もないのですが。(*´ω`*)

いずれにしても、対処策が全く無い事で起きてしまうワンサイドゲームや惰性で長引いてしまうロングゲームを回避するための工夫の1つと思って下さい。(*´ω`*)

長々と書いてしまいましたが、MTGは楽しんだ者勝ちです。みんなで仲良く、健全なゲームを楽しみましょう。(=゚ω゚)ノ

 

そんなところで今日の雑談はいかがでしょう?