MTG四方山話:手談
「手談」とは囲碁用語です。
囲碁の別名でもあり、要はニックネームみたいなものです。
そのまま「シュダン」と読みます。
意味もそのまま「手で会話をする」という意味ですね。(=゚ω゚)ノ
言葉を交わすよりも1回ゲームをすればその人の考え方や思考がわかるようになる。
つまり盤を囲んで共に遊ぶ時間は言葉を発さずともそれ自体が会話のようなものと昔の方は言いたかったのでしょう。
時は流れ、今は囲碁に限らず様々なゲームが存在するわけですが、その本質はきっと変わらないんじゃないかとウサギさんは思います。(=゚ω゚)ノ
一説によると、100回デートするより、たった1回同じゲームを真剣に遊んでみたほうがその人間の本質を理解できる場合もあるそうです。(*´з`)
特に頭を使うゲームであればあるほど、それが如実にあらわれるんだそうな。
守りを固めてから動く人。攻撃一辺倒な人。
斜め上から相手の隙をつく人。情報を沢山集めてから動く人。
勝ちにこだわりたい人。楽しく遊べれば負けても良いと思う人。
自分のしたいことと、相手のしたいこと。
それぞれの思惑を天秤にかけながらどのように動くのが自分にとって最適なのか?
それは遊びの形をした相互理解であり、会話と同じか、ある意味それよりも深い部分での触れ合いかもしれませんね。('ω')ノ
さて、話をMTGに戻しましょうか。
MTGを遊んだ事がある人なら何となくわかると思うのですが、人それぞれ好むデッキやプレイスタイルにも個人差があります。
赤単のような速度を求めるプレイスタイルもあれば、コントロールのようにじっくりと腰を据えて粘る方もいます。
アーキタイプ(デッキの種類)が多ければ多いほど選択肢も増え、選ぶ人の好みがわかるようになります。
もちろん同じタイプのデッキを使っても戦い方に差はでますし、調整にも差が出ます。
長く触れていれば触れているほど、自分の好むデッキやプレイスタイルの傾向がわかってくるものですよね。
ウサギさんと言えばピーキーな赤単!(=゚ω゚)ノ
といった、その人物ならこんなデッキを使いそうだね。といったイメージにも繋がりますよね。
特に大きな大会に出るときは、メタを考えて一番有利なデッキで出るのは大切なのですが、それよりも自分にフィットしたデッキで出る事の方が重要と考えるプレイヤーもいます。(=゚ω゚)ノ
ウサギさんもそんなうちの1人です。
例えばグランプリのような大きな大会は長丁場になります。
1日で9回戦も行う場合は特に自分の使用しているデッキとの相性も重要になります。(*´з`)
有利に事が運べると言うだけで自分の趣味趣向に合わないデッキを使用すると疲れの蓄積度合いがやはり違います。(*´Д`)
例えば普段コントロールを使っていない人間がコントロールを使うと思わぬミスを誘発させる恐れもありますよね。(*´Д`)
なのでウサギさんは大きな大会に出るときは必ずと言っていいほど手早く結果の出せるデッキを使用します。(=゚ω゚)ノ
これは勝っても負けても結果が早くでるデッキで大会に望めば、余りの時間を体力回復や周囲の見学に使う事ができるからです。(*'ω'*)
1試合50分として、もしコントロールを使っていたとすると決着がつくのがラスト10分を切ってから……なんてことも良くあります。(*´Д`)
場合によっては何回も制限時間オーバーで追加5ターン内に決着をつけなければならないような状況も頻繁にありえます。(;^ω^)
最悪は引き分けになり、オポーネントも低い状態になるのが一番つらいかもしれません。( ;∀;)
9回戦の中、何回も同じような状況が続いて、次の試合も間髪居れずに始まってしまうと、体力も集中力も持たないからです。(;^ω^)
元々コントロールデッキが好きな人間で24時間でも使っていられる気性の人間はそれも苦ではないと思うのですが、ウサギさんには辛い。(*´Д`)
相手の理解……というよりは自分自身を理解した結果ですね。('ω')ノ
MTGを長く続けていくと、自分自身の性格や体力、集中力の持続時間もなんとなく把握できてきます。(*´з`)
それを理解した上で、環境と折り合いをつけたデッキを選ぶようにしています。
TCG全てに言えることかもしれませんし、TCGに限った話でもないのですが、趣味というものはそれなりにお金がかかりますよね。(=゚ω゚)ノ
自分自信の貴重な時間やお金を費やすわけですから、やはりそこは自分が気持ちよくプレイできるものを選びたいです。(=゚ω゚)ノ
相手を理解する為にもまずは自分自身の理解を深めるのも良い事かもしれません。
自分の中の良い部分や悪い部分を見つめなおして明日に繋がるプレイを心がけたいですね。(=゚ω゚)ノ
そんなところで今日の雑談はいかがでしょうか?