第14話:今回はトレードをしよう!
「トレーディングカードゲームは何するゲーム?」
「カードでデッキを作って対戦するゲームの事さ」
「じゃあトレーディングってなんて意味?」
「交換するって意味ですよ」
「じゃあ交換ってしたことありますか?」
……正直ね、困るんですよね。そんな真意をつく質問は。
次の言葉を続けられなくなるのわかるじゃないですか?
「子供はどうやってできるの?」と同じくらい解答に困るじゃないですか?
だって本音を言っちゃえばですよ?
「ショップで買っちゃう場合が大半!」ですよ。
トレードなんて、まだまだトレカショップが少なかった頃の話です。
必要な情報はWebでいくらでも入手できるようになった昨今はそんなこともないですが、当時はインターネットもまだまだ普及仕切っていないので、カードの価値もわからないし、今みたいにレアリティによって金とか銀とかシンボルマークの色分けもされていない時代です。
カードの価値が分からないがゆえ、シャークトレード等が横行した時代もありました。
めっちゃ強い7/6のワームを出してあげるから0/1の弱い鳥と交換しようぜ~みたいな?
今ならそんなもんスグにバレますが、当時の初心者はそうもいかない人間も多かったんですわ。
もちろん、不平等なトレードでなはない、普通に同等価値のトレードも問題視されました。
トレードをされてしまうとお店の売り上げに影響するわけですから、大多数のショップではあまりいい顔をされません。
加えてトラブルの元になり易いと判断されれば、対戦スペースを確保しているショップは店内でのトレードを禁止します。
TCGプレイヤーは子供の割合が多いので騒ぎは頻繁に起きますしね。
こうなるともう、必要なカードは店で購入しなさいといってるようなもんです。
自然と交換をしなくなります。これが今日のTCGを取り巻く現実です。
ですが、ここは原点回帰!お友達とトレードをしましょう。
先日、スタンダードの門デッキを作りたいと思いましたが、もちろん全てをポイントで買い揃えるのは至難の業。
そんな余裕があったら目標のモダンのパーツを手に入れた方がよいわけですが、その目的に近づく為にはリミテッド以外にもう1つ手数が欲しい。
そこで、普段BOX購入をしている友人の1人に相談をする事に。
内容は「門デッキを作りたいから必要パーツを譲ってくれろ~」です。
もちろん快くトレードにOKしてくれました。「むしろ差し上げますよ」との回答です。
その友人は新エキスパションが出ると必ずBOX買い(というよりカートン買い)をする人で、大体のコモン・アンコモンは余らせてます。
お店で引き取ってくれないような物は最後には捨ててしまっているくらいです。
なのでお言葉に甘えて頂戴しようかと思いましたが、この挑戦の趣旨を考えたらそれはできません。
相応の対価を支払わねば例えコモン1枚であっても受け取るわけにはいかないんです。
そこで提案として「今持っているカードで一番価値の高いカードとパーツ一式を交換できないか?」です。
丁度先日引き当てた「踏み荒らされる地 Foil」があるので、これをトレードに出すので必要なカードをレアを中心に交換して欲しいと持ち掛けたところ。
「マジですか!?」と、全面的にOKをしていただき、オマケでコモン・アンコモンを全て付けて貰えることに。
相手からすると、二束三文のカードを束にして売っても1000円にもならないので処分に困っていたわけですからね。
双方の利害が一致したわけです。
こちらは更に「プテラマンダー」と「舞台照らし」をつける形で、門デッキパーツ一式と交換することになりました。
バイバイ 「踏み荒らされる地 Foil」
そしてこんにちは 「門デッキパーツ」
これから一緒にスタンダードで頑張ろうぜ!
今日のリザルト
大会参加費:0円(累計:5000円)
カードショップのポイント:晴れる屋ポイント:1500 PT
使わないカードを売却して得たお金:980円
持ってるカード資産:トレードで得た門デッキパーツ(詳しくは追々)
目標デッキのパーツ:今回更新なし