MTG四方山話:統率者とキューブドラフト
前の記事にフォーマットの話を書きました。
その時はスタンダード、モダン、レガシー(ちょっぴりヴィンテージ)の事について掘り下げましたが、今回は特殊フォーマットの遊び方を説明していくよ。(=゚ω゚)ノ
さて、前回少し説明したのは統率者(EDH)の遊び方だよね。
デッキは100枚!( ゚Д゚)
そのうち1枚は統率者と呼ばれる伝説のカードが必要だ。(=゚ω゚)ノ
さらに同じカードは基本地形を除いて1枚だけ!(*´Д`)
どんなに強くとも同じカードを2枚以上入れることは叶わない。( ゚Д゚)
そしてこれも統率者の大切なルール。(=゚ω゚)ノ
統率者に選ばれた伝説のカードが保有している色のカードのみをデッキに入れる事ができる。(*´з`)
統率者にオレリアを選んだなら、デッキに使えるカードは白と赤、赤白マルチカラー(無色のカードはOK)だけとなる。
ということは、スリヴァーの女王を選んだ場合は全ての色が使えるし、エムラクールを選んだら無色(エルドラージやアーティファクト)だけしか使えないってわけ。(=゚ω゚)ノ
また、通常のMTGの対戦が1対1になるのに対して、統率者は4人対戦のバトルロイヤルになる。( ゚Д゚)
共闘あり、裏切りあり、一時的な平和条約ありの面白フォーマットだね。(=゚ω゚)ノ
そして各自のライフスタート値が40点というのも大切なポイントだ。
自分以外のプレイヤー3名の合計ライフは120点にもなる。
当然ながら通常のMTGで使用してるデッキの考え方では勝つ事が難しくなるよね。(;^ω^)
また、1ゲームがロングゲームになりがちなので、コストが重めのカードにも活躍の場が回ってきやすく、普段なら中々決まらないようなコンボが発動する場面もよくあるんだ。(=゚ω゚)ノ
面白コンボを考え付いたけど、通常の構築戦で披露するのは難しいな~と思っているなら統率者でいけるかもしれない。(=゚ω゚)ノ
統率者の良いところは他にもあります。
このフォーマットもローテーションがないので、自分の思い入れのあるカードを採用してあげられる事です。(*'ω'*)
初めてMTGをはじめたときに当たったレアがこれなんだけど、モダンにもレガシーにも居場所が無い。(*´Д`)
でも、好きだからデッキに入れたいんだよね。なんて人にも優しい。(=゚ω゚)ノ
また、どれほど高いカードでも1枚こっきりしか要らないので、集めるのも比較的楽。(*´з`)
まぁヘビーな統率者ユーザーはFoilがあるカードは全てFoilで揃えていたりとオシャレを極めていたりするけどね。(;^ω^)
他にもMTGの長い歴史を十二分に楽しめるようテーマを決めてデッキを組む人もいる。(=゚ω゚)ノ
デッキの全てのクリーチャーは天使で統一!とかドラゴンで統一!とか。(*´Д`)
ウサギさんの場合はスリヴァーデッキを作りました。(*'ω'*)
4人対戦なので、自分と相性の悪いデッキタイプがいても誰かが助けてくれたり、他の人よりもデッキが弱いな~と思ってたら思わぬ形で漁夫の利をえてしまったりとハプニングが多いのも醍醐味です。( *´艸`)
それぞれが思い思いのデッキを作れて対戦ができるのがこの統率者の良いところですね。(=゚ω゚)ノ
また、毎年ウィザーズさんが統率者の特殊デッキを販売してくれているのもありがたいです。(*´з`)
これから始めたい人はこれを買えばスグ遊べます。(=゚ω゚)ノ
基本的に4つ以上でセット販売している事が多いので、初めての人が4人そろって購入すればよいと思います。(*'ω'*)
無理に購入する必要はありませんが、このセットにしか封入されてないカードもありますので、気になったら是非お近くのお店で色々と聞いてみるといいと思います。(*'ω'*)
昔MTGを遊んでて、カードの大半を処分しちゃったけど少しは資産が残ってる人や、昔の友達を集めてワイワイ懐かしがりながら遊ぶのに打って付けの遊び方と思います。(=゚ω゚)ノ
アリーナは遊んでいるけど、大会はちょっと・・・って感じの人にもお勧め。(=゚ω゚)ノ
小額から集められますし、気の合う友人とゆったり遊べばいいんですから。( *´艸`)
また、この統率者には派生の遊び方もあります。
1対1で戦うコマンダー戦や、1デッキが50枚でマナコストが3マナ以下のカードしか使えないタイニーリーダース等です。( ゚Д゚)
こちらはまだまだメジャーとは言えませんが、そんな遊び方もあるんですね。
さて、このままだと統率者の紹介だけで1記事が終わってしまう。(;^ω^)
まぁそれはそれで良いのですが、せっかくなのでもう1つくらい遊び方を紹介したいですね。
ウサギさんが好きなのは遊び方の1つにキューブドラフトがあります。(=゚ω゚)ノ
ブースタードラフトは知っている方が多いのですが、このキューブドラフトはMOを遊んだ事がないと知らない人もいます。(;^ω^)
キューブドラフトとは自分でオリジナルのカードプールを作ってドラフトをする事です。(=゚ω゚)ノ
例えば8人で遊ぶとしましょう。
通常のブースターパックは15枚のカードが封入されていますので×3パックで1人につき45枚のカードを使用します。(=゚ω゚)ノ
当然8人いれば×8で360枚のカードが必要になります。('ω')ノ
この360枚分のカードを自分で厳選したカードのみで構成するんです。
カードプールには特に何も制限はありません。(=゚ω゚)ノ
枚数制限も無ければ、ローテーションも無く、禁止カードも存在しません。(=゚ω゚)ノ
みんなに行き渡る最低限のカード枚数があれば基本的にはOKです。( ゚Д゚)
毎回違ったカードが出るように作る場合も多いので、大体は400~800枚くらいのカードプールになります。(=゚ω゚)ノ
遊び方は普通のドラフトと同じです。
始める前に用意したプールをよ~く混ぜて、その中からそれぞれ45枚のカードを中を見ないように取り出します。
その後、15枚の束を裏向きに3つ作ります。
さぁレッツドラフト!(*´Д`)
その後は通常のブースタードラフトと同じ要領です。
ピックしたカードでデッキを作り、みんなと対戦して遊びます。(=゚ω゚)ノ
対戦が終了したらまたカードを集めて混ぜなおせば・・・ほら何回でもドラフトできちゃうドラフトセットになるわけですよ。( *´艸`)
更にキューブドラフトの最大の魅力は自分で環境を作る事ができることにあります。(=゚ω゚)ノ
クリーチャーは全てバニラ!とかスペルは全部ダメージを与える系にする!とかね。(*´Д`)
プールの9割がマルチカラーカードなんて場合もあるかもしれない。(;^ω^)
参加してくれた皆が面白いって言ってくれたならしめたもの!(=゚ω゚)ノ
更に調整して面白いプールを作るもよし。( *´艸`)
別のテーマを決めてプールを作るもよし。( *´艸`)
お家のストレージにある残り物で作るもよしだ。( *´艸`)
そんなこと言っても何から手を付けたらいいかわかんないなぁ・・って人。( ゚Д゚)
そんな人は持ち寄りキューブをお勧めするよ。(=゚ω゚)ノ
これはキューブドラフトをするにあたり、参加者全員に、『いらないカードを45枚分持ってきて』って伝えておくだけ。(*´з`)
もし注文をつけるなら、各色バランスよく、寄付していいカードを持ってきて~って感じがいいと思う。(*´з`)
遊ぶ際にみんなが持ってきたカードを混ぜてしまうため、どのカードが誰のものか分からなくなってしまうので、基本的には寄付してもらったほうが余計なトラブルが無くていいです。(;^ω^)
都合よく余りのカードが無い人でも、適当にパックを購入して開封すればすぐに揃います。
使うカードだけ抜いて、特に使わない残りカードを使えばよいわけですね。(=゚ω゚)ノ
また、皆がどんなカードを持ってくるのかもワクワクです。(*´з`)
ウサギさんは以前この手法で遊んだところ、ボールライトニングを45枚もってきた人がいて場が騒然となった記憶があります。( ゚Д゚)
まぁ面白かったんですけどね。(*´Д`)
8人中8人全員が必ずボールライトニングを3~4枚使っていて、躊躇して中々攻められないという。( *´艸`)
ドラフトが終わった後は開催者が持って帰ります。(=゚ω゚)ノ
これを何回か繰り返していくと、ポコポコとカードが溜まるので、集まったプールを微調整します。(*'ω'*)
最終的に皆が面白いと思ってくれて、何回も遊びたくなるようなプールを目指すのが楽しいんですよ。( *´艸`)
さて、今回は2つの遊び方を紹介しましたが、もちろん他にも色々とあります。(=゚ω゚)ノ
是非とも皆さんもカジュアルな遊びをしてみてください。
そんなところで今日の雑談はいかがでしょう?